フリーランスのエンジニアが案件を獲得するには、自分について知ってもらったり、信頼度を高めたりすることが不可欠と言えます。理由としては、企業と比べて個人という立場のフリーランスは、それだけで信用面で負けてしまっているからです。そこでフリーランスが自分のホームページを作成する際には、ブランディングに気をつけると良いでしょう。
ブランディングとは、一つのブランドとしての付加価値をつけるための戦略のことを指します。単にフリーランスのエンジニアとしてプロフィールで説明するだけでなく、訪問者の印象を高めて仕事を依頼するだけの価値がある人だと認めてもらうのです。また、ブランドはほかとすぐに見分けがつくように、ロゴやカラーリングなどで他者と差別化を図ることも欠かせません。
具体的にどのような例があるかといえば、わかりやすいキャッチコピーなどを作ってサイトの中で強調する方法が挙げられます。たとえば、納品スピードを売りにしたいのであれば、それを伝える短いフレーズを考えるのです。大企業からの依頼が多数あるなら、それをトップページに一文で伝えてみるのも良いでしょう。
そして、上記でも軽く触れたように、ロゴを考えることも大切なポイントです。浮かばなければ屋号や個人名をもじったものでも良いので、視覚的に魅力があり覚えやすいデザインにすると効果が期待できます。作ったロゴは名刺などにも印刷して浸透させることで、クライアントに覚えてもらいやすいでしょう。